ー知っていることが大切ー
テレビやインターネットなどでも紹介されることが多い糖質制限ですが、情報が氾濫していて何が正しいか混乱してしまいませんか?
糖質制限を始めても、よく分からずにやめてしまう人も多いと思います。
今から「糖質制限ダイエット」を始めようとしている方は、”やめてしまう理由”を知っていれば乗り越えることができると思います。
目次
やめてしまう理由
いろいろ理由はあると思いますが、この3つが多いと思います。
- 1週間前後で身体に異変を感じる
- 糖質を理解していない
- 糖質制限することに迷いがでる
などです。
身体に異変を感じる(ふらつく)
★原因はカロリー不足
身体の異変とは、階段を登るときに足に力が入らなかったり、立ちくらみを感じるなどです。
原因としては糖質だけでなく、カロリーも抑えすぎている場合がほとんどです。
糖質制限をすると約3日前後でケトン体回路が働きだし、体内の脂肪をエネルギー源として十分に活動できるのですが、カロリー不足の状態だとケトン体回路が不安定になるのです。
カロリー制限も同時にすると”ブドウ糖”も”ケトン体”も全て少なくなってしまい「飢餓状態」となり体調不良になるのです。
糖質制限ダイエットはタンパク質、脂質でカロリーを適切に摂ることが大切です。
糖質制限は適切なカロリーが絶対に必要
糖質を理解していない
★原因は知らずに糖質を摂っている
糖質制限はシンプルなダイエット方法なのですが、糖質が何に入っているかを知らないと確実に失敗します。
「白米、パン、パスタ」など分かりやすい食材はよいのですが、野菜は?果物は?食べていいもの悪いものを知らないと糖質制限にはなりません。
さらにケチャップやソースなどの調味料にも注意が必要です。
あまり調べず自己流で糖質制限ダイエットを開始しても、知らずに糖質を食べてしまい減量できずに失敗する可能性が高くなります。
(一例:はるさめは糖質が多めです)
知らずに糖質を摂っていると、体重もスタイルも何も変わりません。
食品の成分表を見ましょう。
糖質をしっかり理解する
迷いがでる
少しふらつく感じなどがあると、ネットなどで「糖質制限 危険」などと検索して調べる人も多いと思います。
現在は情報が簡単に入手できるのは良いのですが、情報がありすぎて「安全」も「危険」も当たり前のように出てきます。そして自分が危険と検索する場合は「危険」という答えが正しいと考えるのです。
「この方法は間違っている」と、途中でやめることに…。
じつは開始して数日間が”体のメカニズムが切り替わるタイミング”なので、ほとんどの人に体調の変化があるのですが、知らないとビックリして辞めてしまいやすいのです。
最初から多少の”エネルギー不足感”や”ふらつき”などの体調の変化があることや、その時の対処方法を知っておくべきです。
糖質制限をあまり調べず開始している
糖質制限は計画と観察が大切
現在はネット検索で簡単に情報が手に入ります。
しっかり調べて「食事の摂りかた・食品表示の見方・体調の変化」などは理解しておきましょう、そうすれば途中で不安になったりしません。
ダイエットは最初に調べて、計画して開始しましょう。
体調をつねに観察すること
糖質制限ダイエットはカロリー計算などが必要なく、方法としては「かんたん」だと思います。
しかし、
糖質制限ダイエットでは代謝の主なメカニズムをケトン体回路に変えて体内の脂肪を燃焼させることが重要なのですが、代謝のメカニズムがそう簡単に変わるわけがありません。
やはり、体調が不安定になったりする場合もあると思います。
体調をつねに観察して、無理ならまたやり直せばいいので一度リタイアするのもいいでしょう。
開始2週間ほどは、体調の変化に気をつけて無理はしないようにしましょう。
わたしも失敗しました
わたしも糖質制限ダイエットを一度失敗して、いろいろ調べてからやり直して成功しました。
わたしの失敗は完全な”カロリー不足”で、必要なカロリー量をまったく考えていませんでした。
”少量の鶏肉とブロッコリー”だけを1週間も食べて続けるというメチャクチャな食事方法でフラフラになりリタイアしました…。疲労感で立っていることもできない状態でした。
早く痩せたくて、頑張りすぎました。
その日は、あわててスポーツドリンクを飲んだり、ごはんを食べたのを覚えています…笑
だれかの失敗例を知っておけば、同じ失敗はしません。